RIAトピックス
リッチクライアント/RIAを主テーマに取り扱います。Flex、Ajax、AIR、Silverlight、JavaFX、etc。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Seasarカンファレンス秋に参加してきました。
http://event.seasarfoundation.org/sc2008autumn/Session

9/6(土)に法政大学で開催されたSeasarカンファレンスに
今回も参加させていただきました。

私が聴講させていただいたセッションについて
簡単ですけど説明と感想を書いていきます。



SAStrutsとS2JDBCの最新機能

SAStrutsの新機能、「Scaffold」と
S2JDBCの新機能、「S2JDBC-Gen」の説明。

「Scaffold」はDBのテーブル構成をそのまま
アプリ画面に落とすことが出来る機能。
テーブル構成そのままに
レイアウトされた帳票画面が簡単に作れ、
ユーザーはその画面を使うことで、DBテーブルへ
データの編集や追加、削除を行うことが出来ます。

ひがさんは
「このまま使う為の機能ではなく、
 あくまでもアプリ画面の叩きとして使用するものだ」
と言ってましたが、マスタメンテ画面であれば
これで十分だなぁ、と感じました。


「S2JDBC-Gen」はアプリ開発中にDBに変更を加えたい場合
通常はDB→Javaクラスの順に変更を加えるべきところを
まずJavaのクラスを開発者が変更し、
それをS2JDBC-Genが自動でDBに変更を反映する、というもの。

流れとしては
 Javaエンティティクラスを変更 → CSVにダンプ出力
  → テーブル変更反映 → 元データ取込
という順序で行う為、
その時点のデータ内容が手元にCSVで残ります。
データが暗号化されていても問題なく行えるとのこと。

SVNなどを使えば変更内容は開発者間での共有が簡単で、
今までDBAに集中しがちだった業務をJava開発者が
肩代わりできるのがポイントです。
最初さえDBAに作ってもらえば、あとはDBの技術者がいなくても
作業が進められるのは大きいですね。

ただ、私の個人的な感想としては
複数いるJava技術者がみんなで変更を加えていくと
DB設計に混乱が生じるんじゃないかなぁ、と危惧します。
Javaでアジャイル開発をやるには向いてそうですが、
大規模開発にはどうなんだろ…?

【taediumの日記】SeasarカンファレンスでS2JDBC-Genを紹介しました。




CloudとAndroid

今回のカンファレンス中、最も聞きづらく、
最もエキサイティングなセッションだったと思います。

登壇された丸山不二夫氏は早稲田大学の教授とのこと。
自己紹介もなくいきなり喋り始めて
1ページあたりにぎっしり書き込まれたスライドを
ほんの一言ですませてしまったり、
(とにかくスライド枚数と、スライド毎の情報量が多かった)
所々に出てくる専門用語に一切説明をしなかったり、と
聴講者がついて来ようが来まいが関係無い、
と言わんばかりのプレゼンでした。

私は大学で学んだ経験はありませんが、
「そうか、早稲田大学で学ぶ為には、
 このペースの講義を理解できるだけの頭が必要なのか…」
とは思いました。私にはムリかも…。
もしくは、大学の講義よろしく、90分用に作った資料を
無理やり50分に押し込めたからかも知れません。

今のところ資料は公開されていないようですが、
…おそらく資料を読んだだけだと、何が言いたいのか
さっぱり分からないんじゃないかと思います。

ただ、内容は間違いなくこの日のセッション中
一番面白い内容でした。
明日直ぐ役立つ内容ではないですけれど、
未来を見通すと言う意味では、非常にためになる話でした。


内容を簡単に箇条書きにしてみます。

・21世紀初頭の動き
  ・インターネットの爆発的な普及
  ・携帯の普及。PCの数を上回った
  ・ネットワークの進化がコンピュータの進化を上回る
・SOA + Web2.0 → 巨大なインターネットクラウド
 Google、YouTube、Flecker、Napstar

・MS、Google、Amazon → インフラが重要
・Cloudの正体 = ネットワークインフラ & 無数のサーバ
  ・Amazon S3 / EC2 → ストレージ、インフラを貸し出す
  ・Salesforce Saas

・携帯電話、デジタルデバイドの終焉
・携帯がアフリカで爆発的な普及(北米の普及率を上回る)
 → 経済活動に直結
 → 現時点で世界に20億台 → 40億台になるかも?
・シェア = ノキア、サムソン、モトローラ、ソニエリ、LG、その他
 → 日本メーカのトップはシャープ、ノキアの1/100しかない

・Android → 携帯のオープンなプラットフォームは初
  ・Symbian : ノキア
  ・iPhone : Apple
  ・Android : Google
・日本 → 全てをキャリアが掌握、筐体、ネットワーク、etc…
・携帯に重要な要素 = ものづくり、IT、コンテンツ
 → 日本には十分な可能性がある

・携帯をネットにつなげる = Cloud Viewer
・下(筐体)から上(ネット)へ、ではなく、上から下へ
・PCからモバイルへの移行が進む、止まらない

・Scale-Up(性能向上)ではなく、Scale-Out(台数を増やす)
・Scale-OUtするシステムDBの在り様の変化
 (RDBの衰退 → Key-Value-Hashシステムの採用)
・サーバ生産量でGoogleは世界4位、ただし外には出回らない
 (300万台のサーバを保持、自分で作って自分で使う)

・MS、Cloudからサービス提供可能な会社に転身中
・Cloudはサーバサイドの会社に有利
  ・クライアント = MS
  ・サーバサイド = Sun、HP、IBM
・Cloudを弱めてクライアントを強める。クライアントはもっと出来る
 → RIA

・パラダイムシフト
  ・サーバサイドプログラミングへの影響
  ・DBアーキテクチャへの影響
  ・データモデリング手法
  ・SOAでのサービスの粒度
   → もっと大きな粒度、アプリ丸ごと、とか

・Web2.0は単なる予告でしかない

Androidが実際に動いている様子も
ムービーで見せてもらいましたが、
iPhone並みのインタラクティブな画面が実現できそうです。

私はあまり「×××2.0」という言葉は好きではないのですが、
Web2.0、Enterprise2.0の次に来るとしたら
Mobile2.0なんじゃないかなぁと思っています。
そしてそれは、iPhoneの登場から
もう始まってるんじゃないでしょうか。

丸山氏は9/12(金)のAndroidのイベント
再度登壇される予定なので、
興味のある方はこちらに参加してみてはいかがでしょうか。




Seasar の中の中

Seasarの中で動いているバイトコード変換器、
「Javassist」に関する説明がされたセッションでした。

…ハッキシ言って、とっても難しかったです。
手元に資料があって、前後を見返しながら、とかなら
ついて行けたかもしれないですが、
途中で振り落とされました…orz。

ただ、バイトコード変換、という非常に複雑なものを
Javassistを使うことで非常に簡単に行うことができることは
私でも理解できました。
現在では資料も配布していただいているので
もう一回読み直してちゃんと理解しておきたいです。




Teeda再考 - 使い方から拡張方法まで

話の内容としては
Teedaの基本的な機能の説明から始まり
つまずきやすいポイントの解説、
Teedaの拡張利用の方法、
更には脱線してTeedaやStrutsで
JythonやJRubyを使ってみる、なんて話もありました。

一応序盤にTeedaの簡単な説明はあったものの、
Teedaの機能を一から細かく説明する、というものではなく、
あくまでTeedaの開発に触れたことがあり
Teeda開発で困りそうなポイントを解決したり
Teedaの機能を更に拡張する方法を理解するのが
本セッションでした。

登壇された米林さんの話が非常に軽快で
随所に笑いのポイントが用意されていたので、
会場も非常に盛り上がっていました。
ページ数も多かったのにきっちり時間内に収めてたし。
う~ん、ああいうプレゼンが出来るようになりたい。

そういえば、最初のSAStrutsの説明の時に
「ScaffoldはTeedaにもあったような…」
と思い出したんですけど、一回も出てきませんでした。
ページ駆動開発の部分は頻繁に出てきましたけど。
…あんまり重要視されてないのかな?

【よねのはてな】SeasarConeferenceで登壇しました



Lightning Talk

持ち時間5分程度で5人の方がプレゼンを行う、と言う企画。
とにかくみんな早口でした。
緊張感あり、トラブル有りで
せわしかったですけど、見てて面白かったです。
もっといっぱいあっても良かったかも。

・S2Swing
 Swingのフレームワークの説明。
 FlexのData Bindingに相当する「Beans Binding」と言う機能で
 データの表示などを簡便化するもの。
 個人的にはコードベースのUI開発のままなのはイマイチ。
 UrumaみたくXMLベースにして欲しかった。

・TERASOLUNA
 NTTデータのフレームワーク。
 OSS化した理由とかを説明してくれましたが、
 私は以前に記事で読んだことがあったので…。
 「打倒Flex!!」と息巻いていた「マスカット」という
 クライアントフレームワークが気になりました。
 Ajax Frameworkじゃなかったんだ…。

・全ては定時退社のために
 私が聞いた中ではこの日唯一のライフハック的なセッション。
 「毎日定時退社できればOSS開発の時間もいっぱい取れる」
 という多少強引なSeasarとの結び付けから
 どうやったら定時退社できるようになれるか
 ということを説明されてました。
 自己主張が大事、結論→。

・Sabotter開発でさぼった
 Twitter、WassarをEclipse上で閲覧できるプラグインの説明。
 Monalipseみたいなモンか。
 ネタが狙いすぎていて若干イタかったのがたまに傷でした。
 あと、アイコンの萌え絵もいかがかと思われます。
 (絶対変えない!!って主張してましたが)

・SDLoader
 Tomcatとは違い、
 インストールなしでも簡単に使えるWebコンテナ。
 正直めちゃめちゃ凄いと思ったんですが、
 いかんせん、プロジェクターにちゃんと表示されなかったり
 時間が足りなくて説明が途切れちゃったりと
 プレゼンの在り様としてはイマイチでした。
 (見てて非常に面白かったけど。腹痛かったwww)
 モノは凄かったので、早速使ってみたいです。

【c9日記 -カタヤマンがプログラマチックに今日もコードアシスト】SeaserCon2008終わりました。



できればT2(Teeda2)とCubbyは聞きたかったんですけど、
こちらは他のセッションとかぶってしまい、泣く泣く断念。
特にT2はRIAを前提としたフレームワークとの事なので
非常に聞きたかったんですが、v0.3ということもあり
今回は諦めました。…無念ナリ。

いつもは大概、独りでフラッと参加していたんですが、
今回は会社の同僚が3人も一緒にさんかしてくれました。
今までだと、同じ時間帯に見たいセッションがかぶってしまうと
諦めざるを得なかったんですけど、
分担して見に行く、なんてこともできましたし、
なにより、やっぱり仲間が一緒だと大変心強いですね。

資料は冒頭のリンク先で公開されています。
興味のあるものを閲覧してしてみて見て下さい。



ヨウイチ
スポンサーサイト

テーマ:イベント・セミナー - ジャンル:コンピュータ

コメント
この記事へのコメント
確かにTeedaでscaffoldの説明も入れた方が良かったですね。反省。。。
2008/09/08 (月) 18:42:21 | URL | yone098 #nVkG4wms[ 編集]
グダグダのプレゼン失礼しました・・・
トリでなかったら終わってましたね。
よかったらSDLoader使ってみて下さい。
2008/09/08 (月) 20:59:46 | URL | c9katayama #-[ 編集]
S2JDBC-Genのエンティティの変更は、チーム内で何らかのルールを決めるのがいいかもしれませんね。DBAが承認をしないといけない場合でも、変更依頼を出す前に自分の環境で動作を確かめるために使うとかも有効なのかなぁと思います。
2008/09/09 (火) 21:03:07 | URL | taedium #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 RIAトピックス all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。